冠婚葬祭は仏滅にやれ!業者の陰謀にはまるな!!
結婚式場の人「~~以上ですね」
新婚夫婦 「ありがとうございます」
結婚式場の人「あとは日にちですが、来月の大安の日ですと〇〇日が良いかと思われます」
六曜をご存知でしょうか。
仮に六曜という言葉は知らなくとも、大安や仏滅といった言葉は聞いたことがあるかと思います。
日本の年寄りは「結婚式などのおめでたいことは大安にやろう」「葬式は友引の日にやっちゃダメだ」などなど、古臭い考えの方が多いです。
しかし、最近では六曜に関係なく冠婚葬祭を実施するのがマナーです。
その理由等を見ていきましょう。
結婚式も仏滅にやるべき!?最近の正しいマナー!
①そもそも六曜とは?
六曜とは、先勝・先負・友引・仏滅・大安・赤口の6つを暦に当てはめたもので、日ごとの吉凶を表すものです。
発祥は中国とされています。
ざっくり言うとこんな感じ。
先勝:午前に行うと吉の日。
先負:午後に行うと吉の日。
友引:友達もセットにしちゃう日。
仏滅:仏様も滅ぶくらいダメな日。
大安:何をするにもグッドな日。
赤口:正午付近だけ吉、あとはダメな日。
②どうして冠婚葬祭が六曜の影響を受けるのか
昔の人間は占いに頼る、またはゲン担ぎをする風潮がありました。
したがって、例えば「仏滅(仏も滅ぶ日)に結婚式をやるとは何事か!」というジジイや「友引に葬式をするなんて……(友達も死んじゃうよ??)」というババアがおり、それが現代まで引き継がれてきたわけです。
これらを踏まえた上で、現代のマナーとしては、例えば結婚式も仏滅にやるのが当然だと言えます。
六曜に左右されずに冠婚葬祭をするべき理由
①安いから
あなたは占いを信じていますか?
仮に信じていたとしても、六曜もがっつり信じているわけではないですよね?
だって6日に1回大凶がやってくる占いなんて信用ならないですよ(笑)。
閑話休題。
実は、結婚式場の多くは『仏滅割』をしていることが多いです。
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(仏滅割とは?)
結婚式に招待する方には親戚の年寄りもいるわけですが、コイツらは六曜信者なので結婚式の日が大安じゃないと文句の電話をかけてきます。
すると、両家の関係悪化を危惧して、皆こぞって大安にするわけです。
結果、結婚式場は仏滅の日がガラガラになってしまいます。
そうすると式場は儲からないので、安くしてでも仏滅の日に式をやってもらいたいと考えた挙句のサービスが『仏滅割』なのです。
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値段にすると、場所によっては『大安日の半額』になる式場もあります。
1日しかない結婚式に多額の費用を投じるより、後のことを考えて資金を残すのが現代日本の賢い生き方です。
②六曜を信じすぎる人間と縁を切れる
六曜信者は宗教家と同じです。
妄信するあまり、他の大事なことが全く見えない人間が多いです。
そして、こういう類の人間は大概揉め事を起こします。
先の例で言えば、『大安に結婚式をしないとは何事だ!』と電話をかけてくる親戚のジジイババアですね。
日取りを決めて予約して諸々手続きして招待状を出したというのに、『日にちを変えろ!』と電話してくる連中は、日本には非常に多いです。
冠婚葬祭を六曜に関係なく実施すると、こういった人間が浮き彫りになります。
今後も揉め事を起こし続ける人間と関わる必要はありませんので、冠婚葬祭を『問題児発見器』代わりにして縁を切ることができます。
③スケジュールを立てやすくなる
これはよりシンプルなメリットです。
『大安日はいつだ』『この日は友引だな…』『この日でやろうと思ったのに仏滅かよ』なんてことがなくなります。
『次の土曜日にやるか』くらいの気持ちで出来るわけですね。
いかがでしょうか。
そもそも六曜の起源は中国と言われており、日本ではありません。
どうして中国で決めたことを一生懸命信じる必要があるのでしょうか。
それに、家に仏壇がある人は仏教ということですよね?
仏教では占いを否定していますし、ますます占いの六曜とは無関係です。
支離滅裂な占いより、あなたがしたいように決めることが大事です。
今後も新しいマナーを発信していきます!