冬休みを長くしろ! 長期休み期間を延ばすと教員も効率アップできる!!
「もう冬休みも終わりかー」
「来週からもう授業だもんなー」
一般的に、東北・北海道は冬休みが長く、関東~九州地方は夏休みが長いです。
逆に、関東に対して東北・北海道の夏休みは短く、東北に対して関東~九州の冬休みは短いとされています。
豪雪による学生の通勤困難の問題や、猛暑による学生の熱中症・集中力の低下を考慮した結果、地域による休み期間の長さの違いが出ているわけですね。
ですが、教員はどうでしょうか。
彼らは、学生が夏休みだろうが冬休みだろうが春休みだろうが、そんなことはお構いなく出勤しています。
雇用されている以上仕方がないことではありますし、この学生が休みの期間を利用して、来期の授業方針をまとめたり、テストを作ったり、担任なら進路の方針を立てていたりするかもしれませんね。
そんな教員の方に朗報です。
なんと、学生の長期休み期間を延ばすと、教員の業務効率もアップします!!
学生も休みが増えて大喜びです!
その理由について見ていきましょう。
そもそも長期休みって?
そもそもどうして夏休みや冬休みがあるのか説明しますと、先にも説明しましたが、夏は猛暑で熱中症の発症や集中力の低下が、冬は豪雪等による通勤困難やインフルエンザ発祥のリスクが高まることが、それぞれの一因です。
地方の学校はエアコンもなく、学校では十分な体調管理ができません。
まして冬場ともなれば、1人が風邪やインフルにかかった途端、学内すべてに蔓延することになるでしょう。
こういったリスクを避けるため、熱中症の危険が高まる7~8月末は夏休み、帰省&病気の危険が高まる12月末~1月初旬を冬休みとしています。
長期休みを延ばすべき理由① 教員の授業品質アップにつながるから
長期休みを増やすということは、必然的に学生が授業を受ける時間が減るということにつながります。
しかしながら「授業が減ったから学生の頭が悪くなりました」では、教員は保護者の皆さんに面目が立ちません。
すると、少ない授業数で学生に正しい理解をさせる必要が出てきます。
そのためには、授業をより分かりやすいものに工夫したり、板書の効率を上げるために黒板からパワーポイントに変えたりと色々やるでしょう。
その結果、学生は質の高い授業を受けることができるようになるのです。
長期休みを延ばすべき理由② 教員の準備期間が増えるから
上記の①を実行に移すためには、教員が授業を良いものにするための準備期間が必要です。
その日にちを確保する方法が、学生の長期休みを増やす……すなわち『教員が授業しない日を増やす』という手法です。
授業のない日は、教員も自分の仕事に集中できます。
学生にはたっぷり休養を取ってもらい、休み明けから高効率の授業を受けてもらいましょう。
余談ですが、教員の中には部活の顧問をしている人がいます。
部活の顧問とは面倒なもので、顧問が部活動を見ていなければ練習ができません。
※危険行為に対する監視等が目的ですね。
顧問を請け負ってしまうと、この教員は自分の仕事……質の高い授業の準備ができなくなってしまいます。
これを解決するには、外部講師を雇うのがいいでしょう。
顧問という仕事だけアウトソーシングすることで、教員は自分の仕事に集中できます。
さらに、学生もより専門的な知識を持った人間から技術を教えてもらえるかもしれませんね。
長期休みを延ばすべき理由③ 学生もやりたいことができる
学生は才能に溢れていると思います。
私は学生時代にバンドをしてみたかったです。
才能がなくて、ゲーセンの音楽ゲームに逃げましたが(笑)。
ですが、それに限らずやりたいこと、または挑戦したいことがたくさんあるはずです。
日本を自転車で巡る。
青春18きっぷでどこかを旅する。
楽器を買って演奏する。
1日中スポーツをする。
スポーツはスポーツでも、eスポーツの大会に出る。
漫画や小説を書く。
環境を整えてYouTuberになる。
長期休みは、そんな目標に挑むだけの十分な時間をくれます。
学生の可能性を広げるのは休養期間なのです。
なお、学生は『時間はあってもお金がない』という生き物です。
そんな学生は年寄りからたくさんお年玉をもらいましょう。
↓これが新しい日本のマナーです。
www.nonbiri-mattari-yukkuri.com
いかがでしょうか。
休みを増やすことで、教員は授業を効率化&高品質化することができ、学生はやりたいことができると喜びます。
さらに、教員は授業の準備時間を確保できますので、毎日夜遅くまで残業という事態も少なくなることが期待できるでしょう。
とりあえず、夏休みは2ヶ月、冬休みは1ヶ月、春休みは1ヶ月休みにしてみましょう。
今後も新しいマナーを発信していきます!