【プロフィール②】新マナーで年寄りを滅ぼす男のあれこれ
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↑前編はこちら。
当ブログの目的、卍しまがブログを始めた理由等をつらつらと書いております。
前置き
前編の要約。
・若者が働きやすい新しいルールを発信したい!
・老害は滅ぼすルールにしたい!
では、どうしてこんなことを考えるに至ったか等を、このプロフ②ではお話しいたします。
私の会社での失敗談
完璧主義な電力会社
私は前職で、中部県下のとある電力会社に勤めておりました。
私の所属していた変電部門は、一般的にお客さまが知っている、あるいは想像しているような「電柱を上って仕事をする人」ではありません。
↑の写真で言う、まんなかの「変電所」の保守・運用をする人間でした。
電柱に電気を送るための設備を保守する感じです。
そんな電力会社勤務ですが、うっかり停電しようものなら多くの被害が出てしまいます。
最近では、地震による北海道の大停電が記憶に新しいかと思います。
そのため、実務では常に100%が求められる環境におりました。
しかしながら、常に100%で勿論仕事をするわけですが、この会社には数年前から膨大な量の仕事がのしかかっていたため、どんどん時間外業務が増えていったのです。
(業務内容は、数十年前の高度経済成長期に設置した設備の劣化更新です。
高度経済成長期にバカバカ変電所を建設したため、その更新が一気にきました)
あれもこれもの老害たち
では実務でどんな仕事をするかというと、基本的に電力会社の社員は直接作業はしません。請負業者に作業を依頼して、自身は作業管理・品質管理に努めます。
変電所設備の点検作業や機器取替工事では、請負業者に作業手順書を作成させ、電力会社側はそれを審査・承認し、承認された手順書をもとに作業をさせます。
また、手順書に不備や安全上問題のある行為を認めた場合は、担当の若年者(この場合は私です)が請負業者に書類の再提出をさせて、安全に関する品質を保つようにします。
で、業者さんが「この作業はこういう風にやります」と手順書を作って下さるわけなのですが、これが曲者でした。
というか、業者さんが曲者なのではなく、電力会社の社員が曲者です。
手順書に難癖つけまくるんです。
勿論、停電が起きたらマズいので品質に関わるところはバシバシチェックを入れますが、60代の主任のチェックがとにかくひどい(笑)
ざっくり書けばこんな感じです。
・「てにをは」を直せ!!
・(何度も実績のある作業にもかかわらず)
内容が分かりづらい!図を入れろ!
・作業手順の番号がズレてるから直せ!
例)1.〇〇の実施
3.〇〇を△△する ← この「3」がダメ
・数字の半角と全角が統一されてない!
・年寄りにこの文字サイズは読みづらい!
もっと文字を大きくしろ!
は?って感じです。
が、勿論これを修正しないと私の直属長へ書類を回覧してくれないので、やむを得ず請負業者さんに修正依頼を出します。
すると、皆さんこう仰います。
「卍しまさん、ちょっと勘弁して下さいよ……」
そう、私がこの暴走する老害の主任を止められないばっかりに、多くの業者さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
そして、年寄りのわがままを聞き過ぎたせいで自身の負担が増大します。
時間外業務の増加、生産性のない業務の実施……。
ついに私はメンタル……うつ病になってしまったのです。
休職
結果休職しました。
追い打ちをかけるように、現場で作業トラブルが発生したのです。
そのまま会社に電話をかけて休む旨を一方的に告げ、奥さんに連れられてメンタルクリニックに行きました。
そこに至るまでに、私は重度の睡眠障害(毎日3時間睡眠、休日も)と視力の低下(1.5→0.6)を併発しておりました。
先生に「これからどうしたい?」と聞かれ、私はすがるように「お休みをいただきたいです」と話した記憶があります。
困難を乗り越えて
これからどうしよう…
それから約1ヶ月後に、私は復帰することになります。
おいおい、1ヶ月で復帰できるなんて大したことないんじゃないの??
と職場の方には散々言われました。
が、これは休職期間中に色々考えた上での結果です。
休んで最初の週は、塞ぎ込んでじっとしていました。
が、しばらくすると怒りが湧いてきたのです。
どうして効率的に業務を進められなかったんだろう。
どうしてやる必要のない業務がたくさんあったんだろう。
どうして、あんな老害の言うことを聞いていたんだろう。
そう、今の私が覚醒した瞬間です。
覚醒する私
それから様々なサイトやブログ、Twitterの書き込みなど、色々な皆さんの愚痴を拝見いたしました(笑)
つらさの強弱はあるものの、皆さん似たようなお悩みを抱えていらっしゃるご様子。
その通り、職場の老害に対する悩みです。
端的に言えば、老害を排除すれば皆さんの悩みは解決すると確信しました。
そのためにはと言うことで、いち早く職場の老害を黙らせる必要があると感じたので、1ヶ月後の早期職場復帰をしました!
それからは相当口が悪くなったと思います。
というより「言いたいことを気兼ねなく言うようになった」んですね。
自分が無意味だと思う仕事は断るようにしましたし、様々な改善活動も行ってきました。
それでも会社は
それでも会社は変わりませんでした。
無意味な業務は続き、私以外の担当者も困っていました。
当時「トヨタ生産方式を導入し、当社を改革しよう!」みたいなことを社をあげて取り組んでいましたが、積りに積もった澱のような老害たちが、業務の停滞を繰り返し行っていくのです。
変わらない会社。
やりづらい会社。
つまらない会社。
それが、最後に感じた電力会社の姿です。
それから…
2018年6月末、私は電力会社を退職しました。
そして今、当ブログから多くの働く若い世代の意識を変えるため、若い世代が働きやすいルール作りの提案をしています!
やりづらいなら変えればいいんです!
変わらないなら辞めればいいんです!
いつか後悔させてやりましょう。
私たちが辞めるきっかけを作った会社に、ざまあみろと言ってやりましょう。
そして、世にはびこる老害を駆逐してやりましょう!
以上が、私「卍しま」のプロフィールでございます。
少しでも多くの若者に当ブログの新マナーが届くことを祈っております。