呼び付けて面接はNG!?新方式Skype面接とは?
北海道「オラ東京さ行くだ」
鹿児島「オラも東京さ行くだ」
四国民「都会で就職するだ」
東京「それでは、面接をするので東京まで来て下さい」
田舎「旅費高すぎいいいいいいい」
就職の際、田舎出身の方はわざわざ飛行機や新幹線を乗り継いで東京まで行きます。
これが非常にしんどい。
私も青森県出身なのでよくわかるのですが、大変お金がかかります。
青森からでは、東京までの往復で4万円くらいかかるんです。
九州等、もっとお金がかかる人もいるでしょう。
そんな中、新しい面接方式を採用する企業が増えてきています。
それが一流企業の証明、Skype面接なのです。
近年では、わざわざ会社に呼び付けて面接するのはマナー違反です。
呼び付けて面接するのがマナー違反である理由
これは昔からの考え方が起因しています。
昔の企業は「俺様が採用か判断してやるから、こっちまで出向け」という考えです。
これが近年の働き方改革で「採用するか判断させて下さい」という考えに変わりました。
その結果、企業に呼び付けて面接するのがマナー違反となったのですが、従来からの風習を変えることのできない三流企業が、未だに会社に呼んで面接しているのです。
双方にメリット!Skype面接とは?
Skypeをご存知でしょうか。
無料のビデオ通話機能ですね。
少し古い言い方ならテレビ電話です。
端末にカメラ機能が搭載されていれば、相手の顔を見ながら通話をすることができます。
これを利用して、Skypeのビデオ通話で面接を行うのがSkype面接というわけです。
Skypeを採用するのは「Business for Skype」というビジネス用のものがあり、導入しやすいためだと思われます。
それでは、Skype面接によるメリットを見ていきましょう。
メリット① お金がかからない
面接を受けに行く側は、もちろん交通費がかかりません。
一方企業側も、Skype面接用のマイクやヘッドセットといった初期費用こそかかるものの、その後のランニングコストはかかりません。
※面接を受ける側は、スマホでもSkypeができるので初期コストはかかりません。
企業も一次面接では経費を負担しないところがほとんどですが、二次三次の面接では採用前提の場合があるため旅費を負担するケースがあります。
その場合にかかる旅費は、Skypeを利用することでコストゼロにできるのです。
メリット② 会議質の準備等が必要ない
これは企業側のメリットです。
例えば、わざわざ会議室を押さえなくても、小部屋1つあれば面接場所が出来上がります。
面接希望者の待機場所も考えなくていいですね。
企業の前に「面接会場」の立て看板を設置する必要もないですし、次の面接希望者を呼びに行く人員等も不要です。
このように準備に割く時間が大幅に削減できるのです。
いかがでしょうか。
グループ通話を活用すれば、複数人での面接ももちろん可能です。
導入に多少のハードルがあるかもしれませんが、それを補って余りある効率アップが期待できます。
現在では一流企業やベンチャー企業での採用が多いようですが、今後様々な会社で普及していくでしょう。
今後も新しいマナーを発信していきます!